選択に関する良書

「ひとは個人的選択において皆が合理的な理性的な選択をしているとは限らない」という観察や研究は、たくさんあります。 個人的選択の分野では、選択がどのように行われるかを踏み込んで述べたものでは、
「選択の科学」(アイエンガー)、
「予想どおりに不合理」(アリエリー)、
「自滅する選択」(池田新介)、
「ファスト&スロー」(カーネマン)、
「ずる・嘘とごまかしの行動経済学」(アリエリー)
などがあります。これらは、いろいろな心理学的事象を指摘して、人の選択が合理的でないこともけっこう多いことをわからせてくれます。

一方、個人的選択を足し合わせることで設定される社会的選択は、個人的選択が間違っていたとしても、集計された結果は合理的で正しいということになっています。
「社会的選択と個人的価値」(ケネス・アロー)
「集合的選択と社会的厚生」(アマルティア・セン)
という二人のノーベル賞受賞者のものが少々てごわいなら、
「選択の数理」(中村和男ほか)
「合理的選択」(ギルボア)
などが、よりやさしく、理解を助けてくれるでしょう。

所長 の紹介

選択肢研究所の所長です。
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