ひとを欲求で因数分解する

ひとを選択肢で因数分解できますが、

欲求で因数分解することもできます。

因数分解というのはアナロジーとしての表現ですが、ひとを欲求でプロファイルすることは私たちの日常でよく行うことです。

ひとは、欲求のレベルによって関心事に差がでます。関心事は潜在的な題ですから、選択肢を導きます。

昔から有名なところでは、アブラハム・マズローの欲求5段階論でしょうか。 マズローはひとの欲求レベルを5つのステージに分けて説明しました。

生理的欲求(Physiological needs)
安全の欲求(Safety needs)
所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)
承認(尊重)の欲求(Esteem)
自己実現の欲求(Self-actualization)

私は1970年代の学生時代に初めてこの説を知り、アメリカ的でわかりやすい説だなと思いました。人間は自己実現を求めて生きているという認識は新鮮でした。

自己実現といえば、同時期に岡堂哲雄さんが翻訳された「精神健康の条件」や「透明なる自己」などに、もっと複雑で繊細な分部での人間の欲求を教わりました。 両著の原作者であるシドニーMジェラードという気鋭の学者が著作後すぐに自動車事故で他界したと知ってひどく残念な思いにとらわれたことを覚えています。

両著作とも大事にしていたのですがいつのまにか紛失してしまいました。「精神健康の条件」は限定版で復刻したとも耳にしたが、まだこの目で見てはいません。アマゾンでは古書で12000円。東京都の中央図書館には蔵書されています。

題肢セットを用いた教育や自己啓発のひとつとして、自己実現を目指す人を補助しうる題肢セットというような特定分野を構成していくことも大事だと思っています。

所長 の紹介

選択肢研究所の所長です。
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